激安タブレットとして知られるAmazonの「Fire(ファイア)タブレット」。
実は価格だけでなく、性能も申し分ない優秀タブレットなんです。
今回は、そんなFireについて
- どんなことができるのか
- どんなアプリが使えるのか
- どんなモデルがあり、比較するとどう違うのか
をまとめました。
「Fireが欲しいけど、どんなモデルがあるのかな?」という方は、ぜひご覧ください。
【AmazonのFire(ファイア)タブレットとは?①】できること
まずはAmazonの「Fire タブレット」とはどんな端末なのか、基本情報をご紹介します。
Amazonの「Fire(ファイア)タブレット」とは

Fire(ファイア)タブレットとは、通販サイト最大手のAmazonが開発・販売するタブレットです。
その特徴は、なんといっても価格の安さ!
現行サイズで最小のFire 7の価格は、税込みで5,980円です!
画面サイズは7インチで、記憶容量は16GBのタブレットが6千円以下で買えてしまいます。
そしてもちろん性能もバッチリ。
「Fire HD 8」「Fire HD 8 PLUS」「Fire HD 10」は、HDディスプレイのため、鮮やかで観やすい画面でゲームや映画を楽しめます。
バッテリーも最大12時間稼働と、一日外で使うことも可能です。
現在、Amazonで販売しているのは次の5モデル。
それぞれのモデルの特徴や比較は、次項をご覧ください。
- Fire 7
- Fire HD 8
- Fire HD 8 PLUS
- Fire HD 10
- Fire キッズモデル
「Fire(ファイア)タブレット」のOSは「Fire OS」
「Fire(ファイア)タブレット」に搭載されるOSは、Amazonが独自に開発する「Fire OS」です。
最新モデルのFire HD 10に搭載されたのは「Fire OS 7」。
「Fire OS」はAndoroid OSをベースにしているため、Andoroidで使えるアプリのほとんどはFireタブレットでも使えます(Amazonより)。
ですが、あくまで「Fire OS」は「Android OS」とはべつOSと位置づけられており、Google PlayやGoogle関連アプリは使えません(FireでGoogle Playを使えるようにする方法はネットに出回っていますが、セキュリティのことを考えるとおすすめしません)。
「Fire OS」は、Amazonのサービスを利用することを目的としています。
そのためkindleやPrime videoなどのAmazonのサービスを利用する機会が多い方には、「Fire(ファイア)タブレット」はピッタリの端末といえます。
Amazonの「Fire タブレット」でできること

Amazonの「Fire タブレット」では、次のようなことができます。
- 本を読める
- ゲームができる
- 映画などの動画が観れる
- 音楽が聴ける
- ネットサーフィンができる
【AmazonのFire(ファイア)タブレットとは?②】ラインナップとモデル比較
Amazonの「Fire タブレット」には、現行で5つのモデルが販売されています。
ここでは、「Fire タブレット」のラインナップ紹介と、モデル比較をしていきます。
Amazonの「Fire タブレット」のラインナップ
①Amazon Fire 7

現行モデルでは最小・最軽量となる「Fire 7」。
価格も最安値で、16GBモデルなら¥5,980(税込み)です。
これだけ安ければ、「ためしに買ってみようかな…」となりますよね。
7インチIPSディスプレイを搭載し、16GBと32GBのストレージを選択可能です。
フロント・リアともに2Mピクセルのカメラを装備。
バッテリーは最大7時間使用可能ですので、外出先で映画やゲームを楽しめます。
②Amazon Fire HD 8

8インチのHDディスプレイを搭載したのが「Fire HD8」です。
新しい2.0GHzクアッドコアプロセッサと2GBのRAMを装備したことで、前モデルとくらべて最大30%高速化しました。
また、画面は10%明るくなったため、映画が観やすくなっています。
Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー マイクを搭載し、音質も向上。
バッテリーは最大12時間持続します。
Alexa搭載で、「スマートスピーカー」として使うことも可能です。
ちなみに僕は、プライムデーにFire HD 8を購入しました。
こちらの記事で実機レビューしていますので、よろしければご覧ください。
③Amazon Fire HD 8 PLUS

「Fire HD 8」に3GB RAMを追加したモデルが「Fire HD 8 PLUS」です。
ゲームやアプリの動作がより快適になっています。
また、別売りのPlus専用のワイヤレス充電スタンドを使えば、スタンドに置くだけで充電可能です。
「Fire HD 8」と「Fire HD 8 PLUS」には、「ゲームモード」を搭載。
通知が表示されずに、ゲームに集中することができます。
④Amazon Fire HD 10

10.1インチ、1080pの高解像度フルHDディスプレイを搭載したのが「Fire HD 10」です。
Dolbyオーディオステレオスピーカーも載せているため、ゲームや映画の臨場感の高さもポイント。
新しいCPUを搭載したことで、前モデルよりも30%高速になっています。
バッテリーは最大12時間持続するので、外でゲームや映画を楽しむこともできます。
⑤Amazon Fire キッズモデル

Fireの現行モデルに、子ども用サービスを満載したタブレットが「Fire キッズモデル」です。
子どもがタブレットを落としても保護してくれる「キッズカバー」つき。
さらに万が一、破損や故障があった場合には、2年間の限定保証期間内であれば、無償で取り替えてもらえます。
もう1つの特徴が、子ども用のコンテンツが充実している点。
子供の年齢に応じた絵本、学習まんが、児童書などの子ども向けアプリ、ゲーム、ビデオといった数千点の知育コンテンツが1年間使い放題です。
利用時間設定ができるため、子どもが遊びすぎることもありません。
現在、販売されているのは次の3モデルです。
- Fire 7 キッズモデル
- Fire HD 8 キッズモデル
- Fire HD10 キッズモデル
Amazonの「Fire タブレット」のモデル比較
現行のFireタブレットのモデル比較をすると、下表のようになります。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 PLUS | Fire HD 10 | |
---|---|---|---|---|
画面サイズ | 7インチ | 8インチ HD | 8インチ HD | 10.1インチ HD |
CPU | クアッドコア1.3GHz、1GB RAM | クアッドコア2.0GHz、2GB RAM | クアッドコア2.0GHz、3GB RAM | オクタコア2.0GHz、2GB RAM |
記憶容量 | 16/32GB | 32/64GB | 32/64GB | 32/64GB |
重 量 | 286g | 355g | 355g | 504g |
カラー | ブラック | ブラック/ブルー/ホワイト | スレート | ブラック/ブルー/ホワイト |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
価 格 | ¥5,980~(税込み) | ¥9,980~(税込み) | ¥11,980~(税込み) | ¥15,980~(税込み) |

【AmazonのFire(ファイア)タブレットとは?③】使えるアプリ

Amazonの「Fire タブレット」ので使えるアプリは、Amazonのサイトで確認できます。
Fireに対応しているのはAndroidアプリの一部。
それでも「検索結果 50,000 以上」とありますので、Fire対応アプリはかなり多数です。
次のような人気動画アプリはすべて使えます。
ただし、Google関連のアプリはありません。
GoogleマップやYoutube、ドキュメントなどのアプリがないため、使うアプリを厳選する必要がありますね。
【AmazonのFire(ファイア)タブレットとは?④】「kindle」や「Fire TV」との違い
Amazonが開発・販売する端末には、タブレット「fire」のほかに「kindle」や「Fire TV」があります。ここでは、それぞれどのような違いがあるのか解説します。
「kindle」とタブレット「fire」との違い

どちらもAmazonが販売するタブレットの「kindle」と「fire」。
その違いは、「kindleは読書に特化したタブレットである」ということです。
まず「kindle」は、アプリをインストールすることはできません。
読書を行う機能だけが、はじめからインストールされています。
また「kindle」は「e-inkディスプレイ」が使われており、バッテリーは最長数週間持ちます。
小説やマンガを読むことに集中したい方は「kindle」を、さらに動画や音楽などを楽しみたい方は「fire」がおすすめとなります。
◆kindle端末についてくわしく知りたい方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
ストリーミングメディア「Fire TV」とタブレット「fire」との違い

Fire TVとは、Amazonが開発・販売するストリーミングメディアです。
テレビのHDMI端子に挿してネットに接続すれば、Prime VideoやNetflix、U-NEXTなどの動画がテレビ画面で楽しめます。
またAmazon Music、Spotifyなどの音楽を聞くことも可能です。
テレビの大画面、高音質で映画を楽しみたい方は「Fire TV」を、持ち歩いて好きな場所で映画を楽しみたい方は「fire」を選びましょう。
「Fire TV」シリーズは、現在のところ次の3モデルが販売されています。
- Fire TV Stick:¥4,980 ~(税込み)
- Fire TV Stick 4K:¥6,980 ~(税込み)
- Fire TV Cube:¥14,980 ~(税込み)
【AmazonのFire(ファイア)タブレットとは?⑤】体験できる店舗・量販店
「AmazonのFire(ファイア)タブレットを購入する前に、実物を一度さわってみたい」という方は、こちらで体験できる店舗を探してみてください。
あまり店舗数は多くはありませんが(地方では都道府県にひとつくらい)、訪れて実際にさわってみれば、納得して購入できますね。
まとめ:コスパ最強のAmazonの「Fire タブレット」をぜひ!
今回ご紹介したとおり、Amazonの「Fire タブレット」のコスパは最強です。
「安かろう悪かろう」なんてことはまったくなく、性能の高さは「この価格でいいの?」と心配になるほど。
Prime会員の方には、とくに役立つタブレットです。
ぜひあなたもFireで、タブレットデビューしてみてはいかがですか?
◆「iPadが快適になるおすすめ格安タブレットスタンド」を知りたい方には、こちらの記事がオススメです。